その2では、いじめ・引きこもり問題について、考えてみようと思います。
人は、執拗ないじめを受けると、脳の底部にある進化的に古い視床下部が反応して、下垂体と副腎からのホルモン分泌が促進され、心拍数の増加、血圧の上昇、食欲の低下などが生じるようです。脳内は臨戦状態となり、長期に渡り自律神経系の乱れによる様々な支障が生まれるようです。
執拗ないじめは霊長類で最も発達している大脳皮質前頭前野にも影響を及ぼし、高度な精神機能を奪ってしまうことも分かってきたようです。
いじめ・恐怖は、感情や衝動を抑制している前頭前野を弱めるため、視床下部などの進化的に古い脳領域の支配が強まった状態になり、不安・恐怖を感じたり、普段は抑え込んでいる衝動に負けたりするようです。
この時、扁桃体と側坐核の障害は、不登校や引きこもりにつながっていくようです。
慢性的な長期いじめにさらされると、前頭前野の樹状突起が萎縮してしまうようです。いじめが無くなれば前頭前野の樹状突起が再生されるようです。
しかし、前頭前野の領域は、他の脳部位より、ゆっくり成熟し、20歳代に成ってようやく完成するようです。
つまり、10歳代でいじめを受けてしまうと、未完成の前頭前野がやられてしまい、不登校になったりするようです。
対策として、脳・腸相関の改善が必須条件とされ、腸内環境を整える事でストレスに対する対策強化となるようです。つまり、腸内の善玉菌を増やす必要があり、その働きを助けるのが、オリゴ糖や食物繊維のようです。
以上のように、いじめを受けた生徒達は、ただ学校に行くのが嫌で学校を休んでいるのではなく、脳がやられてしまっているようなのです。
不登校や引きこもり問題の解決策は、いじめ問題を解決して、児童達の脳を正常化させることだと思います。
いじめ問題を解決せずに、児童達を学校に連れ戻すことは、全くナンセンスだと思います。
ましてや、いじめ問題を隠すという行為は、もってのほかだと思います。
大人たちの都合だけで考えるのではなく、子ども達の事を真剣に考えて行かなくてはいけないと思います。
我々ピアカウンセリング男塾等も、子供達の良い相談相手に成ってあげたいと考えています。
「令和8年9月24日(火)更新」
